ぼんじんブログ

凡人の凡人による凡人のための日記

「持続可能な資本主義」

最近投稿していた「フロー」と「ストック」についての知識が付いているのもこの本がかなり参考になっています。鎌倉投信という投資信託会社の創業者の方が書かれた本なのですが、お金について勉強し始めの自分にとって、すごく価値のある本だったので紹介してみようと思います。

 

持続可能な資本主義

持続可能な資本主義

 

 

投資したものに対して「リターン=お金」となってしまったのが現代の資本主義であり、そこで短期的な利益を追求しすぎてしまって資本主義は行き詰まってしまった。鎌倉投信はそこを見直していきます。

 

まず良い会社とは何かと言うことが語られています。それは「見えざる資産」を持っているということ。社風や理念や社員のやりがいなどが見えざる資産と言えます。お金など客観的に数値化出来ないことに価値があるということです。

 

 

投資の世界ではレバレッジをかける」ということばがあります。レバレッジ=てこのことで、てこの原理のように信用創造によって実態以上の力を出すことをいいます。それが本来ならお金なんですが、鎌倉投信「信頼」レバレッジをかけるということをしています。

 

 

直接的な顔の見える関係が社会の理想であるから、「信頼している人が信頼している人をまた信頼する」というように拡大していきます。大好きなお店で使っている野菜の農家が信頼出来るのと同じです。

 

 

稼げるか稼げないかと客観的な数値だけの期待とは違い、繋がりが重要になっているんだと思います。この繋がりも「ストック」であるといえます。信頼が大きければそれも長期的なものになります。

 

今までの経済成長には人口増加が前提でした。しかし今の日本は少子高齢化がすすみ、人口は頭打ちです。それなら他国と競って経済成長を無理にしなくても良いんじゃないかとも言われています。

 

新しいものを追い求めて地球の資源を使い果たす「消費型」の暮らしを送るのではなく、リノベーションのように今あるものに手を加えて大切にしていく「循環型」の暮らしが求められています。

 

そこの意識をすこし変えるだけで生活も変わってくる気がします。長期的な目線で自分たちは循環の中で生きていることを実感する。自分の会社でも目先の利益だけにとらわれずに意義のある仕事をしていかなきゃいけないと思いました。