何かを発信する時に完成したコンテンツには今はあまり魅力がないって話。
よほど著名なクリエイターとかではない限り、完成品や出来上がったものだけではあまり魅力的では無い。今はネットに情報は溢れかえっていて、役に立つ情報ならば少量の洗練されたモノで十分だ。今はやはり、そのプロセスやドキュメンタリーの部分の方が今は需要があるんじゃないか。
どうしてそれを始めたのか?
その時に何を感じたのか?
失敗にどう立ち向かっていくか?
そういった裏側を見てみたいし、そこにこそ人は惹かれる。時には失敗することもあるかもしれないが、人の弱さにも共感を覚えることもある。そういった過程を経てその人を応援したくなる。完成したコンテンツだけ見せられても今は刺さらない。
じゃあなんで未完成なモノが魅力的なのか?
それは余白があるからだと思う。どうなるんだろうと想像する余白だったり、頑張ってほしいと応援する余白。その余白こそが物語になって人に共感される。
その過程を共有することで、同じ時間を歩むことが出来る。アーカイブを見るよりもその時に共有されているものを体感する方が価値が高い。それがSNSのライブやストーリーなどの進化になっているのではないか。
これからはプロセスを魅せれる人が強くなる。