ぼんじんブログ

凡人の凡人による凡人のための日記

「なんでもない日」と「二十四節気」

雨が続きすっかり寒くなってきました。コロナに対する認識も徐々に薄れてきて、慌ただしい毎日が戻ってきつつあります。私凡人も最近は仕事に追われ日々があっという間に過ぎていきます。

 

そんな中でもやっぱり季節を感じる余裕だけは持ちたい。ちょっと立ち止まってそこに意識的にも目を向けていたいと思います。

 

今では日本も新暦(グレゴレオ暦)が広く使われていますが、これはローマのカトリック教会で中世に作られた暦です。地球が太陽を一周するのを1年とし、一週間を7日間のリズムで分けたものになります。

 

しかし少し前の日本では旧暦(太陰太陽暦)が使われていました。これは太陽と月のめぐりを元に作られた暦で、日本の風土に合った自然とともにある暦であると言えます。この自然とともにある暮らし方の方が自分にはしっくり来るし、魅力的でもあります。

 

季節を太陽の動きで表したもの-太陽の周りを公転する360°を24等分した15°ずつ、15日ごと-を二十四節気といい、その位置から季節の指標にしたといいます。春分夏至などがこれに当たります。

 

そして今日、10月18日がどんな日かというと晩秋となり台風も収まってくる頃だといいます。創作意欲や食欲がもっとも高まるところ。そしてその中でも寒露(10月8日頃から)に当たるそうで、露が霜に変わる直前の大気の安定して秋が深まる時期だそうです。

 

最近は雨が多いですが、空気が澄んで秋晴れが多くなるみたいです。今日は日曜で休みなので秋晴れをみたいものです。こんななんでも無い日に立ち止まって季節を感じることを少しでもやっていけたらと思います。

「持続可能な資本主義」

最近投稿していた「フロー」と「ストック」についての知識が付いているのもこの本がかなり参考になっています。鎌倉投信という投資信託会社の創業者の方が書かれた本なのですが、お金について勉強し始めの自分にとって、すごく価値のある本だったので紹介してみようと思います。

 

持続可能な資本主義

持続可能な資本主義

 

 

投資したものに対して「リターン=お金」となってしまったのが現代の資本主義であり、そこで短期的な利益を追求しすぎてしまって資本主義は行き詰まってしまった。鎌倉投信はそこを見直していきます。

 

まず良い会社とは何かと言うことが語られています。それは「見えざる資産」を持っているということ。社風や理念や社員のやりがいなどが見えざる資産と言えます。お金など客観的に数値化出来ないことに価値があるということです。

 

 

投資の世界ではレバレッジをかける」ということばがあります。レバレッジ=てこのことで、てこの原理のように信用創造によって実態以上の力を出すことをいいます。それが本来ならお金なんですが、鎌倉投信「信頼」レバレッジをかけるということをしています。

 

 

直接的な顔の見える関係が社会の理想であるから、「信頼している人が信頼している人をまた信頼する」というように拡大していきます。大好きなお店で使っている野菜の農家が信頼出来るのと同じです。

 

 

稼げるか稼げないかと客観的な数値だけの期待とは違い、繋がりが重要になっているんだと思います。この繋がりも「ストック」であるといえます。信頼が大きければそれも長期的なものになります。

 

今までの経済成長には人口増加が前提でした。しかし今の日本は少子高齢化がすすみ、人口は頭打ちです。それなら他国と競って経済成長を無理にしなくても良いんじゃないかとも言われています。

 

新しいものを追い求めて地球の資源を使い果たす「消費型」の暮らしを送るのではなく、リノベーションのように今あるものに手を加えて大切にしていく「循環型」の暮らしが求められています。

 

そこの意識をすこし変えるだけで生活も変わってくる気がします。長期的な目線で自分たちは循環の中で生きていることを実感する。自分の会社でも目先の利益だけにとらわれずに意義のある仕事をしていかなきゃいけないと思いました。

「旅」と「旅行」

先日新しいプロジェクトの打ち合わせがあり、とてもワクワクする時間になりました。以前「BOUNDARY」というフリーペーパーを発行していた方が新しく会社を立ち上げるということで、映像屋として関わらせてもらうことになりました。

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これがフリーペーパーか!と思うくらいデザインも紙質もクオリティが高いですが、やはり内容も素晴らしい。「BOUNDARY」とは「国境」とか「境界」という意味で、「国」だけじゃなく「自分」も越えていこう意味が込められているみたいです。それをベースに「あなたは人生でどんな旅をしていますか?」というコンセプトのもと4名の色んな職種の方にインタビューをしたのをまとめたモノです。飲食店オーナーや写真家などさまざまです。

 

実際の旅の体験談を元に今の自分がどのように形成されたかが魅力的に語られていきます。どのエピソードも素敵で気づきや勇気を与えてくれるものばかりです。ですがここで考えてみると旅の体験というのはどんなに頑張ってもその空気感や気付きは得られたとしても、実感としての学びにはならないということです。

 

「肌で感じる」というか自分の中に最終的に落とし込まれて学びになるのは自分で体験すること以外には無いということです。そこで得た感覚を元に自分で何か新しいアウトプットを出していくことで、成長に繋がるのだと思います。

 

そしてその新しくアウトプットを出していくということが「旅」と「旅行」の違いなんじゃないかと思います。言い換えれば「旅行」は消費であり、先日の記事で言うと「フロー」であると言えます。「旅」をするということは新たな気付きを得ることで、経験を貯めていく「ストック」ということです。

 

「フロー」と「ストック」初めて知りました - ぼんじんブログ

 

良い刺激をもらって自分も新しい「」に出たくなりました。

「フロー」と「ストック」初めて知りました

正直この言葉を知ったのは、恥ずかしながら私凡人の37歳2020年今年の初めの話であります。未だに理解はしていませんが、経営をするだけでなくビジネスをする以上は必要なことだという事だけは理解できました。いつかはしっかり学ばなければと思いつつ、後回しにしてきましたが、最近仕入れる情報にやたらとこの言葉が出てくるので少し書いてみようと思います。

 

まず理解しているところから言うと、「フロー」とは流れのことで経済的にはキャッシュフローと言ったりします。収入や支出のことで、ある一定期間のお金の流れにあたります。「ストック」はある時点での蓄積量のことで、資産にあたりフローとは対の関係にあるということです。

 

 

そこで最近よく見かけるのは何かと言うと、フローを重視してばかりいる資本主義が行き詰まってきていると言うことです。見かけのお金の流れや売り上げ、そこにばかり重きが置かれるようになってしまった。効率化や最適化ばかりが求められているということです。

 

「ストック」というのは色々な事柄に置き換えられると思います。お金に囚われない見方をすれば、「人との繋がり」であったり、「信頼」なども「ストック」であるといえます。目先の売り上げももちろん大事ですが、その先にある「人との繋がり」や「信頼」を貯めていく事も、この崩れかかった資本主義の時代には大事なのかなと思いました。

 

さらにもう一つ上げると、「食」についても同じとこが言えると思います。すぐに食べれるコンビニ食や、繋がりなどの希薄なファミレスなどは「フロー」だといえます。便利だけど味気ない。それよりも人との繋がりがあり落ち着けるお店や、先日書きましたが手間はかかるけど自分で仕込んだ味噌なんかは文字通り「ストック」になってくれると思います。

 

 

そういう視点で物事を考えれるようになれれば、自分の中に「ストック」が貯まっていき人生が豊かになるんじゃ無いかと信じています。

 

 

アーユルヴェーダ味噌造り

念願の味噌造り。作りたい作りたいと思ってはいたけど、保存方法とか分からないし、どのくらい仕込めばいいのか分からない。そんな中で妻の仕事の関係でアーユルヴェーダ味噌造りというのを発見し、オンラインも可能という事なので参加してみることに。

 

アーユルヴェーダってなんだっていうと、サンスクリット語でアーユス(生命)とヴェーダ(科学)を合わせた「生命科学」という意味でインド・スリランカ発祥の伝統医療ということです。日本ではオイルを使ったリラクゼーション系のマッサージとして有名ですが、「心」と「身体」を健康に保つための予防医学なんだそうです。

 

味噌造りの材料ですが、「大豆」「麹」「塩」「水」この4つのみ。アーユルヴェーダ的ということもあり大豆ではなく「ひよこ豆」を使います。麹に関しては米麹やら麦麹やら色々ありますが、今回は「プリンセスサリー米」というまさにインドぽい名前のついた、バスマティライスを日本で栽培出来るようにした有機米を使います。

 

まず前日にひよこ豆を水に浸します。f:id:zono2400:20201008033020j:image

そして前日にやらなくてはいけないというか、やってはいけない事が一つ。それは納豆を食べてはいけないということです。納豆菌というのはかなり強いらしく、他の微生物に勝ってしまって味噌が納豆臭くなってしまう。菌の世界も大変ですね。

 

そんなこんなで当日オンラインの味噌造り会がスタート。まずは豆を煮ていきます。3時間ほど煮て豆が指で潰れる様子をカメラで見せて、オッケーをもらいます。この時の豆の煮汁が甘くて旨味が凝縮されて、最高のダシになります。それを元にカレーを作り翌日美味しく頂きました。

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豆が煮えたら形がなくなるまでつぶして、麹と混ぜていきます。その時、もともと手に着いている常在菌というのが活躍するそうで、子供の方がそれがたくさん居て、乳酸菌などが多いので美味しく発酵が進むそうです。最近はコロナで手ばっかり洗うようになりましたが、こういった菌とも共生していくことも大事なんですね。

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そして捏ねまくったら団子状にして空気が入らないよう袋に入れて仕込み完了です。単調だけど、みんなでやると楽しいし素手で常在菌が行き渡っていると思うとワクワクします。我が家の常在菌はどんなお味か。

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あとは水気の少ない場所に置き、カビさせないよう一日一回見てやる事が大事みたいです。ひと夏過ぎたら食べ頃みたいなので、気長に熟成を待ちます。この時間を贅沢と感じるかはその人次第。味わいながら楽しんでいきます。

 

 

 

 

結局小さな一歩

昨日は中秋の名月でしたね。近所で呑んだあと電車で帰るのがもったいないから、ビールをもう一本買って散歩しながら帰るのが好きです。その時に聞く音楽もかなりこだわるけど、昨日はばっちりの選曲が出来たんじゃないかと思っています。

https://youtu.be/TCm-naJ7Z80

https://youtu.be/tl-ow_iQW20

 

昨日の飲みの相手は取引先だけど年下のいわば後輩みたいなやつ。今居る状況から抜け出さなきゃいけないのは分かっている。だけど、一歩が踏み出せないという感じでした。

 

でも一歩を踏み出すのってすごいエネルギーが必要ですね。物理の法則でも動いてないものを動かすときが一番エネルギーがいるみたいな話があった気がする。車でもあのでかい車体を動かすのに最初はかなりアクセルを踏み込んでいると思います。

 

動き出せばあとは加速するなり減速するなり、コントロールは効きやすくなる。少しは違う世界が見えて新しい発見の連続が待っているというのも分かるんじゃないでしょうか。そうは分かっていてもやっぱり動き出せない。色んな不安があったりすると大きな一歩はなかなか踏み出すのは簡単じゃない。

 

そこでオススメなのが、小さな一歩を踏み出すこと。そして踏み出し続けること。普段から挑戦していない人が、いきなり大きな一歩を踏み出そうとするのはそもそも難しいことです。なので身の回りにある小さな一歩をまず踏み出してみる。自分が今やってしまっている辞めたい習慣を辞めてみるというのも小さな一歩だと思います。

 

何かを始めるより、何かを辞めてその変化が小さな成功体験になる。その方が一歩を踏み出しやすい。その積み重ねをちょっとずつ大きくして行くことが大事なのかなと思います。

 

 

面倒くさいのは贅沢なこと

先週末の土日で自分の親と妹家族の3世帯で、東京都の檜原村にキャンプに行ってきました。東京とは思えないほどの大自然と、程よい規模感のキャンプ場で密かなお気に入りです。

 

キャンプというとゆったりと優雅な時間が流れ、夜は焚き火を囲んでまったりと酒を飲むみたいなイメージを持っている人も多いかと思います。しかし実際は準備がすごく大変でゆったり出来る時間なんてほんのわずかです。あくまでもわが家での場合はかもしれないですが。

 

キャンプ場に着くまでに2時間程、途中で食材の調達などをすると3時間かかる場合もあります。大体チェックイン目指して行くけど、1時間位遅れます。

 

着いてからとりあえずのビールを一本。この瞬間は何ものにも耐えがたい。ビール片手にテントの設営を始め、色々と試行錯誤しているうちに1時間位経過。なんだかんだ15時くらいになってしまいます。

 

子供と一緒にちょっとそこらを散策なんてしているとすぐに日が暮れます。山の日は短い。17時くらいにテントに戻ってご飯の準備を始めます。野菜を洗うのにも炊事場が遠かったりで時間がかかる。すぐに料理スタートとはいきません。18時くらいに子供用も含めた初回の料理が出来上がり、あとはビールでも飲みながらつまみなんかを作っていきます。

 

そうこうしているウチに、子供が寝るのが20時くらい。無事寝かしつけると、やっと落ち着いて焚き火でもしながらお酒をゆっくり呑めるようになります。そして辺りは暗く周りも静かなので、あまり深酒しない自分は22時くらいには寝てしまいます。

 

こう書いてみると常に何かしていて、ゆったり出来ているのは20時から22時のおよそ2時間くらい。休日なのにあまりにもコスパが悪いですが、その過程にこそ価値があると思います。

 

テントを建てるなんて毎回面倒くさいですが、試行錯誤すると毎回違った装いになる。ご飯も時間をかけて作った割にはすぐに冷めるけど、限られた環境の中で作って食べるものは美味しい。

 

都心にいるとすぐに暖かい部屋に入れるし、適温の料理がタイミング良く運ばれてくる。なんでも最適化されて便利になってきています。キャンプはそのいろいろな過程で面倒くささを楽しむものだと思います。それを終えたからこその20時から22時の至極の時間が訪れます。全然効率的じゃない時間の使い方。

 

他にも楽しむ要素はたくさんあると思いますが、意外とこの現代でこの面倒くさいというのを楽しむということが大事なんじゃないかと思っています。